2024年10月26日
2024年10月19日~20日にかけて開催されたartDiveに両日出展してきました。
COMITIAなどとはまた違う雰囲気がありおもしろかったのと、今後出展を考えられている方への知見となればいいなということで、普段こういう文章は書かないのですが記事にしてみることにしました。
端的に言うと出展者さんを増やしたい。artDiveを盛り上げていきたい。ぜひ参考になればと思います。
そもそもartDiveとは
そもそもartDiveとは、様々なジャンルのクリエイターが出展するアートイベントで、出展ジャンルはイラストからファインアート、ハンドメイドアクセサリーなど多岐に渡ります。オリジナルの商品のみが展示・販売可能です。ライブペイントのブースもあり、COMITIAよりはデザフェスっぽいかも。今年の開催は実に2019年ぶりの開催となりました。
会場は今回は京都のみやこめっせでしたが、過去にはインテックス大阪で開催されたこともあります。
大昔一般参加者としてartDiveに訪れた経験があり、非常に楽しくていつか出たいな~と思っていたのですが、今年の5月ごろにフォロワーさんからの情報提供があり、即決で出展することを決めました。片日は関西コミティアと日にちが被っており若干悩みましたが、設営の移動も大変だしライブペイントの完成も見たかったので両日にしました。
ブースタイプについて
ブースの種類がいくつかあって、出展申し込みの際にそこから好きなものを選びます。大枠でライブペイントブース、ギャラリーブース、フリーブースの3つがあり、ギャラリーブースはスクエアタイプ、ショートギャラリータイプ、バックギャラリータイプの3種類、フリーブースはショートタイプとスクエアタイプの2種類だったと思います。詳しいことは各自お調べください(丸投げ)
ライブペイントブース
ライブペイントブースは文字通りライブぺイントをするためのブースです。デザフェスではライブぺイントブースでも販売可能だったはずですが、artDiveはライブぺイントブースでの販売は基本的にできないそうです。
ギャラリーブース
ギャラリーブースは背面にパネルが設置されており、壁面に絵を飾ったりもできます。小さな個展ができるような感じです。パネルに絵を直接描いてる方も多かったです(ちなみにパネルは持って帰れません。廃棄となります。かなしいね)ブースタイプによっては左右にもパネルが設置されます。
フリーブース
フリーブースはパネルもなく、何もないスペースが与えられます。ちなみに全ブース共通で机や椅子がレンタルオプションなので、別途申し込むか持ち込まないとフリーブースは本当に“何もない”です。逆に言えば与えられたスペースの中でなんでもできるので、フリーブースで“建築”している方もいました。
ライブぺイントブースとギャラリーブースは両日出展のみの受付、フリーブースは単日での出展も可能です。
ギャラリーブースはアナログで原画販売をされる方や、デジタル作画の方でもキャンバスプリントなどを飾ると見栄えがいいと思います。
スクエアタイプのギャラリーブースを2つ繋げて出展されている方がいらっしゃったのですが、さながらギャラリーといった感じで見ごたえがすごかったです。
バックギャラリータイプのブースではパネルに布をかけて隣のスペースとの差別化をされている方がいてこれもいいなと思いました。
私はフリーブースで両日で申し込みました。パネル付きブースにあこがれはありましたが、設営を考えたときに別に壁に飾るもんないなとなったので…
出展前準備
準備はほぼほぼCOMITIAなどと変わらず、本作ってグッズ作ってポスターとお品書き用意して…みたいな感じでした。小さい原画も何点か用意しました。
新刊は「スイーツ×着物」というテーマで30ページの画集を用意しました。ロゴの制作を黒井澪様(https://kuroirey.studio.site/)にお願いしました。

artDiveはCOMITIAと違い、WEBの出展者ページにお品書きを登録できます。お品書きといっても即売会でイメージする画像一枚にまとめたものではなく、販売物1点1点を通販ページみたいな感じで登録可能です。(あくまで通販ページみたい、であってWEB上での購入ができるわけではありません。)これに登録してあると気になったブースやグッズをお気に入り登録できて便利なので登録しておきました。
出展傾向
ファインアート(絵画)や、コミックアートでもアナログ作画の方、デジタル作画でもコミックアート以外(ゆるキャラ系とかデザイン色が強い作風)の方が多かった印象です。私はデジタル作画のコミックアート系だったので、開場前にもしかして場違いか!?となっていました。COMITIAの雰囲気とは全然ちがうな~。
販売されているものは画集やポストカードやステッカーなどの印刷系グッズもあり、原画や手作りアクセサリーなど一点ものも多かったです。その分単価が高い印象でした。買い物の分の予算を多めに見積もっていたのですが、泣く泣く諦めたものもあったので次回はたくさん現金をもっていきたいです。こういうのって一期一会だしね。
私のブースでは画集2冊とポストカードやアクリルグッズなどを出していたのですが、画集はCOMITIAと同様最もお買い上げ数が多かったです。その他アクリルグッズが他イベントよりも手に取っていただけたような。実用的なものを求められている方も多そうだったので布グッズとかあっても良かったかもなとおもいました。

お客様の傾向
特定の年齢層の方に偏っている印象はありませんでした。幅広い年代の方がお越し下さったと思います。意外だったのは家族連れの方が多かったことです。入場料無料というところが大きいのかもしれないなと思います。
自分のブースは特に家族連れの方(特にお子様)が興味を持って下さることが多かったです。主に小学校低学年~20・30代の方にグッズなどをお買い上げいただきました。ありがとうございます…大きめのポスターを飾っており、それをみてかわいいね~と立ち止まって下さる方が多かったです。ポスターの威力を改めて実感しました。先述した通り出展前は不安だったのですが、デジタル作画のコミックアートでもartDiveはいけます。

時間のピークは12時~13時ごろだったかなと思います。土曜日は悪天候だったこともあってか、日曜日のほうが人の入りは多かったと思います。
いただいたコメントで印象的だったもの
・かわいい(とにかくたくさん言われました、ありがたい)
・(買ったグッズを持って)これあしたどうぶつえんに連れてく~
・これ全部作ったの!?すごいですね
・美味しそう
・この子推しなんだよね~
・(家族連れの方で)お姉さんの絵お手本にして描いてみようね
・CDジャケットとか描いてそう
・Vtuberさんに好まれそう
まとめ
改めて2日間本当にありがとうございました。体力的に心配だったりもしたのですが、みなさんからの温かい言葉に元気をいただき乗り切ることができました。事前にSNSを見てお越し下さった方も、初見で見つけてくださった方も、本当に本当にありがとうございます。たくさんお褒めのお言葉や応援の言葉をいただき、絵を見ていただけるありがたさや幸福感でいっぱいになりました。見る側としても個性的な作品がいっぱいあって学びも多くすごく楽しかったです。来年も出ます。皆さんもご興味あればぜひ出てください。
ありがたいことに名刺も配りきってしまったので新しいものを準備中です。次は11月17日のCOMITIA150にサークル参加する予定です。スペースナンバー【き13b】です。COMITIAにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
